2019年12月11日
日米の好調な株価を受け、長期金利が上昇しています。12月10日に9ヶ月ぶりとなる0%台に上昇しました。
8月に長期金利は過去最低のマイナス0.250%をうかがう水準まで低下していましたが、その後上昇傾向となり、いよいよ0%まで上昇しました。
2019年は長期金利が低下し、住宅ローン金利も低下する局面が多かったですが、当面住宅ローン金利は上昇する可能性があります。
8月下旬に底打ちした長期金利は少しずつ上昇を続け、11月頃からはマイナス金利脱出をうかがう展開となっていました。
引用;Investing.com
2018年12月上旬の世界的な株価急落でその下限を突破、マイナス金利に再突入、2019年初めにプラス圏内に戻りましたが、1月半ばからはマイナス金利が定着し、長期金利はなだらかに低下していましたが、3月頃から急激に金利が低下していましたが、9月に金利が反転し、9ヶ月ぶりの長期金利がプラス圏に上昇しました。
引用;日本相互証券株式会社
2019年はアメリカの長期金利が大きく下落した年となっています。8月には一時1.50%台にまで急落していましたが、現在は1.80%で推移しています。日本以上に昨年と比較した場合の長期金利の低さが際立っています。
引用;Investing.com
9月に反転した長期金利の上昇の背景はFRBの3連続利下げを背景にした株価の上昇です。2019年初めに24000ドルであったダウ平均株価は2019年12月には28000ドルまで上昇しており、連日の過去最高値を更新しています。利下げにより金利の上昇は極めて少なくなっていますが。株価の上昇はかなり大きなものとなっており、マーケットはリスクオンの状態です。
11月の雇用統計も市場予想を上回るなど実体経済も好調な状況となっており、今後の動向から目が離せません。
引用;Yahoo!ファイナンス
現在の長期金利の水準が続けば、2020年1月は住宅ローン金利を引き上げる金融機関が相次ぎそうです。
来週には楽天銀行とソニー銀行が2020年1月の金利を発表を行いますが、現在の長期金利の水準ですと、住宅ローン金利は引き上げとなる可能性が高いでしょう。
フラット35も現時点では金利の引き上げとなる可能性が濃厚です。
長期金利の低下という要因以外に住宅ローンサービスに参入する金融機関の増加も住宅ローン金利が上がらない一因となります。
2019年7月には三井住友銀行とZホールディングス(ヤフー)のグループ会社であるPayPay銀行(旧ジャパンネット銀行)が住宅ローンサービスに参入し、非常に魅力的な水準の金利を打ち出しています。
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